昭和中期、日本のとある片田舎。
地主の娘であるあなたは、師匠の華道家・月杜に想いを寄せている。
親の決めた相手と結婚することを義務付けられているあなたには、それは叶わぬ恋のはずだった。けれど許嫁に無理矢理貞操を奪われそうになったことをきっかけに、あなたは月杜に恋心を打ち明ける。
「あんな男と結婚したくない」と訴えるあなたに、
「僕の花になる気があるのならかくまってあげましょう」と言う月杜。
月杜の屋敷で、合意のうえで始まった軟禁生活。あなたは艶やかな着物を着せられ、月杜の『花』として扱われるようになり──
CV:あさぎ夕
企画・シナリオ:七瀬みお
発売日:2017年6月20日
定価:2300円+税
トラック1「今はまだ、穏やかに」
トラック2「花になる覚悟」
トラック3「あなたのために咲いて」
トラック4「艶やかに、淫らに」
トラック5「月下の波乱」
トラック6「狂おしく想う」
トラック7「紅の華」
トラック8「永久に、僕の傍で」
ダミーヘッドマイク使用のバイノーラル録音
キャラクター紹介
西園寺月杜(さいおんじつきと) 29歳
華道の流派『逍月(しょうげつ)流』の血筋。
あなたが17歳の頃から花嫁修業の一環として華道を教えてくれている。
花を愛しており、「華道家」ではなく「花師」と呼ばれることを望む。
物腰が柔らかでいつも落ち着いており、誰に対しても穏やかな敬語で話す。
どこか冷めているような印象もあるが、感情を露わにすることがほぼないため、内に秘めているものはわからない。
「『華道家』ではなく『花師』ですよ。
そう言ってくださいと、いつもお願いしているでしょう?」
【あなた】
20歳。高等学校卒業後、花嫁修業を経て半年前に親の決めた許嫁と結婚させられそうになったが、
月杜への想いから拒否をして保留に。その後は家で花嫁修業を継続中。
家柄的に月杜と結ばれるのは難しいとわかっているが想いを断ち切れず、少しでも結婚を先延ばしにしたい。
「花衣の君に酔いて」試聴版1
「花衣の君に酔いて」試聴版2